菅家アーカイブ

過去のブログで書いてきたお笑いDVDレビューをまとめました。

「アンジャッシュコントライブ THIRD EYE ~開~」(03・12・26)

アンジャッシュコントライブ?THIRD EYE:開? [DVD]

アンジャッシュコントライブ?THIRD EYE:開? [DVD]

 

 結構ネタバレ。注意。 

 

●「控室」
ライブ前。緊張感に包まれた控え室。
のほほんとしている児嶋に対し、なにやらイライラしている渡部。
(感想:まあ、オープニングですから。マクラとして楽しんでください)

●「携帯」
電車が止まって、仕方が無いからホームで一休みする児嶋。友達に電話をする。
そこへ、同じく電車で足止めを食らった渡部。家庭教師先に電話をする。
偶然にも隣で電話する二人の会話は、奇妙な繋がりを生み始める。
(感想:そのオチに背筋が凍った。アンジャッシュの真骨頂見たり)

●「殺陣」
芝居の締めくくりの練習をしている二人。渡部を児嶋が斬り捨てて終わる予定。
しかし、普通に斬り捨てるのでは面白くない。色々と工夫してみようと、発案する渡部。
それを少しズレた感覚で取り入れていく児嶋。で、芝居はどんどん変になるわけで。
(感想:ちょっと同じタイプのボケが続くので、飽きやすいと思います)

●「変換」
チャットで会話している二人。話の内容は、先日の仕事のこと。
パソコンがあまり得意ではない渡部。どうにかこうにか児嶋に返答する。
しかし、変換ミスで妙な言葉で返答してしまう。案の定、児嶋は勘違いし続ける。
(感想:なんだか次世代なコント。しかし、アンジャッシュらしいコント)

●「相席」
麻薬の売人である児嶋。相手と喫茶店で待ち合わせ。
そこへ、麻薬の売人を逮捕するために張っていた渡部。喫茶店で売人を待つ。
二人は偶然にも相席となり、お互いが同じ人を待っている事を知る。
そして思う。「この人、ひょっとしたら同業者?」
(感想:勘違いコントのパイオニアだけあって。流石の出来です)

●「珍名」
ショートコント。実際にある変わった名前が原因で起こる、不思議な出来事。
(感想:お遊びコント。色々な名前で色々と遊んでます)

●「宣伝」
渡部プロデューサーと、児嶋AD。今日はCM制作を任された児嶋。
ドリンク剤のCMを、色々なパターンで作ってみたのだが……案の定、ダメダメです。
(感想:前作「クラダシ」と同じパターン。まあ、そういうことです)

●「即興」
CMソングを考えている渡部。そこへ現れた、CM作曲家のトロピカル児嶋
今日は渡部と飲みに行きたいのだが、渡部はスランプ中。そこで、作曲を手伝う事に。
(感想:なんだかアンジャッシュのダメなところを見たような(笑))

●「控室」
ライブは無事に終了。やりきった顔をした児嶋。
しかし、その児嶋に文句がある渡部。実はライブ中に様々なハプニングが……。
(感想:オープニング同様。まあ、シメということで)

●「終幕」
ライブ前。「控室」で渡部が言っていたことの謎が明らかに。

●ボーナストラック「投稿」
児嶋家の人たちに、ショートコントを考えてもらいました。
で、それをアンジャッシュが実践してみました。渡部の寸評付き。

●感想
まあ、良くも悪くもアンジャッシュらしい感じのライブでした。
なんと言うかね。コントで魅せるアンジャッシュと、バラエティで滑るアンジャッシュ
その二組が共演していたような、そんなライブでした。……どうなんだ、この感想。
最初のほうのネタが良かった分、やや後半は勢いが無かったかな。無念。