菅家アーカイブ

過去のブログで書いてきたお笑いDVDレビューをまとめました。

ハラッ! 笑殺者〜ハマカーン

●本編
 オープニング
「お見舞い」
「ロボット」
 狼たちの波止場
「小学生」
「交通事故」
 恋人たちのキャフェテラス
「大統領とSP」
「八百屋」
 フリークライミング
 バードウォッチング
 エンディング
●特典
「お笑い界最強柔道王伝説」

彼らほど、評価に困る漫才師は珍しい。技術力はあるし、成長のノビも素晴らしいの一言。だけども、これといった個性が無いために、どうも漫才師としての評価をしづらい。ハマカーンといえば、コレ。そういったものが無いのである。浜谷のスカシボケも、神田の冷静かつ鋭いツッコミも、関東の漫才界では既存のものなのだ。過去にはアンタッチャブル海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)らが受け継いできたスタイルである。ひょっとしたら、それ以前にも同様のスタイルを続けてきた漫才師がいたかもしれない。分からんけど。そんなハマカーンの初単独DVD、オーソドックスにオーソドックスを極めた、いかにも若手芸人といった感じの内容になっている。面白くないこたぁない。面白い。面白いが、やはり何か足りない。そんな内容になっております。あい。

特典は普通に柔道……やってるかなぁー?