菅家アーカイブ

過去のブログで書いてきたお笑いDVDレビューをまとめました。

2002年までのラーメンズ。

Rahmens 0001 select [DVD]

Rahmens 0001 select [DVD]

「無用途人間」(「home」)
「読書対決」(「home」)
「縄跳び部」(「home」)
「バースデー」(「鯨」)
「ドラマチックカウント」(「椿」)
「男女の気持ち」(「雀」)
「タカシと父さん」(「零の箱式」)
「日本語学校アメリカン」(「椿」)
「器用で不器用な男と、不器用で器用な男の話」(「鯨」)
「プーチンとマーチン」(「FLAT」)

1996年結成のコント師ラーメンズ。既に高い評価を得ていた彼らが、結成から6年ほどで発売しちゃったベストコントDVD。収録されている映像は、本当に舞台コントのみ。特典映像も無ければ、オープニングコメントも無い。シンプルな内容と言えば聞こえは良いが、悪く言えばサービス精神が無いよなぁ……と思わせといて、裏ジャケ(背表紙ではないぞ)に遊び心とサービス精神に満ちたモノが。何か知りたい人は、まぁ自分で見なさいな。ここでオイラが何を書いたところで、あんまり意味が無いのだよ。

さて、肝心の内容はと申しますと……まぁー、本当にラーメンズの代表作を散りばめたような感じですな。語感で脳を刺激する『日本語学校アメリカン』、文学的戦略『読書対決』(これは『爆笑オンエアバトル』のヤツのほうが分かりやすいか?)、白黒パペット狂気的会話『プーチンとマーチン』などなど、まぁまとめるのが面倒くさいくらいに代表作まみれ。まぁ、それも仕方ない。10,000人のファン投票によって決定したコントを選抜しているのである。10,000人って。多いな、おい。それだけのファンに支持されてるってのも、羨ましい話だよなァ……おっと、違う話。とにかくラーメンズを知らない人にはピッタリの傑作選。DVD-BOXを買うのは嫌だ、という人のための試供品。いや、金は払わにゃならんけどな。買ってそれから、笑っとこう。