僕とバカと宇宙戦争
- 作者: 細川徹
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2006/12/02
- メディア: DVD
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シティボーイズミックスのライブで大活躍中といえば大活躍中の脚本家、細川徹が主催するオムニバスコントライブ、“男子はだまってなさいよ!”。前回の『バカワールドカップ』ではゲストにバナナマンを迎えておりましたが、今回はなんとシティボーイズの斉木しげるをゲストに迎えての公演となっております。タイトルも、なんとも大きいですね、『宇宙戦争』! あの某映画に対しての挑戦状でしょうか。だとしたら、明らかに分が悪い……ンなこた良いですか。はい。前回はバナナマン日村+荒川良々が主役格だったので、今回は斉木しげる+荒川良々といった感じになるのかと思っていましたが……いやー、意外なことに荒川良々+池津祥子みたいな感じになっていました。以下、感想を書きます。はい。
タイトルに『宇宙戦争』と書いてあるとおり、SFチックな内容のコントが多かったように思います。冒頭から宇宙船の中のコントから始まってますし。その後も、宇宙人が出てきたり、地球と宇宙の時間差を使ったコントが出てきたり、ゾンゲリアンと戦ったり(笑) やたらとSF臭あふれるコントがわらわらとしておりました。そんなコント群の中に、何故か収録されていた「原田芳雄のことを原田伸郎と勘違いし続ける原田芳雄のマネージャー」のコントが、徹底的に頭が悪くて印象に残りました(個人的には、抑揚の無いコントでちょっと苦手でしたが)。いやー……どうして、こんなコントを入れたんだろうなあ。独特だ。ああ、そういえば今回のライブは有名人がやたらと登場していたような気がします。前回も色々と出ておりましたが、今回はそれに輪をかけて強烈。先に書いた原田芳雄だけではなく、某北の大将軍だとか、某三人組ユニットだとか。やたらと有名人祭りです。
そんなこんなで相変わらずバカさを追求し続けていた今回の公演でした。しかし、下北沢であることを意識したのか、ゲストにミュージシャンのTUCKERを招き、コントとコントの間にDJパフォーマンスを見せるというオシャレな一面を見せ付けておりまして。そんなオシャレを追求してどうすんだ、などと思ったりもしました。かっこよかったけど。なお、特典映像によると、「24時間まるまるコント展」のDVDを編集しているらしいです。期待しとこう。
・本編 「この中にバカがいる」「サウナ」「完全犯罪 中学編」「父、帰る」「宇宙の会社」「キム・ジョンイルショー」「完全犯罪 大学編」「吉田、宇宙へ行く」「パラボラマン」「さらば原田芳雄」「宇宙戦争」 ・特典映像 「舞台挨拶」「24時間まるまるコント展」