金田一映画風に『バカリズム案5』を紹介してみる。
バカリズム案5 [DVD]
(2012/06/27) |
※以下の文章はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
「あら、お客さん“バカリズム庵”にお越しになられるんですか?」
「“バカリズム庵”?」
「ええ。地元の人間は皆、あそこを“バカリズム庵”と呼んでいるんです」
史上最高の
ミステリー、再び
「あの屋敷に住んでいる升野翁は、
かつてバカリズムという芸人として活躍しておられたのです」
「ほう」
「だから、地元の人間の多くは、
升野翁の屋敷を“バカリズム庵”を呼んでいるのであります」
「なるほど、だから“バカリズム庵”ですか……」
「あの辺り一帯、全て升野翁の土地です。
その広さ、TSUTAYA前橋みなみモール店およそ8個分に相当します」
そして起こる
殺人
「金田一さん! 升野翁が殺されました!」
「なんですって!」
「升野翁の身体を調べてみたところ、体内からDHMOが検出されました」
「DHMO……?」
「一酸化二水素、水酸の一種です。
升野翁は、これを大量に吸引したことで死亡した、とのことです」
めくるめく
謎、謎、謎
「金田一くん、実は升野翁の経歴を洗ってみたんだけどね……」
「えっ? 一割だけ嘘が混ざっている?」
「ご覧ください。これは、升野翁が録画していた番組のビデオテープなんですが」
「……『笑っているとも』?」
「何故か『笑っていいとも』だけ、タイトルが違うものになっているんです」
「どうして、升野翁はこんな妙なことを……?」
「祟りじゃ~!妖怪土地ころがし様の祟りじゃ~!」
事件の真相は?
そして、犯人の正体は?
「実はですね……私、島根県の奈幸市に行って来たんですよ」
「……!」
椋溝止史ミステリー
『バカリズム庵の惨劇』
鋭意制作中止……
・本編(65分)
「自分に関する案」「音楽に関する案」「表現に関する案」「妖怪に関する案」「妖怪に関する案」「番組に関する案」「想像に関する案」「化学に関する案」
・特典映像(32分)
「没案」「雑案」