菅家アーカイブ

過去のブログで書いてきたお笑いDVDレビューをまとめました。

4月の購入物

「good day house」
第1回小林賢太郎プロデュース公演を収録。四階建の建物「good day house」の各階を改装することになったので雇われたカタクリ工務店の男が巻き起こす(?)人間ドラマ(?)を描く。内容は明らかにコント。各階でのドラマは面白いけれど、四階での総まとめ的展開は少し頂けない。ただ、三階での片桐仁×小林賢太郎のレボリューションは素晴らしい。それだけのために観るのも、良いかもしれませぬ。

「PAPER RUNNER」
第3回小林賢太郎プロデュース公演を収録。週刊少年雑誌「コミックハポンの編集部に漫画を持ち込みに来たオマタ青年は、何故か逃げた人気作家の穴を埋めるために漫画を描くことになる。タイムリミットは明日。果たして、作品は完成するのか? こちらも内容はコント。しかし、過去二公演と違って、ショートショートの数珠繋ぎではなく一本モノに仕上がっている。そのため、過去の公演の中では最も演劇っぽい。終盤に至るまでの展開が少しダルダルな部分はあるものの、それ以外は面白い。

「銃響曲-SYMPHONY-」
2004年11月に行われた2丁拳銃コントライブ。前作とは違った意味で音楽を地盤にした構成になっています。悪くはなかったけれど、手放しに良いとも言えず。前作より大衆性が無くなっており、初めて彼らのコントに触れる人にはキツいかも。一本一本のコントは間違いなく面白かったんだけどなあ。なんだかなあ。特典には漫才を収録。個人的に、漫才のほうが好きだったりします。