菅家アーカイブ

過去のブログで書いてきたお笑いDVDレビューをまとめました。

「東京ダイナマイト単独ライブ DYNAMANIA」感想

東京ダイナマイト単独ライブ DYNAMANIA [DVD]

東京ダイナマイト単独ライブ DYNAMANIA [DVD]

 

ちょこちょこ内容とか感想とか。
かなり適当な内容になっていますが、目を瞑ってください。あい。

 

●「職員室」
職員室に呼ばれるハチミツ、職員室で待ち構える松田。一回一回、オチごとに暗転するショートコント。単純に見えて、展開なんかもあったりして。しかし、一本目からショートコントって。なかなかひねくれてます。

●「麺の湯切り」
麺の切り方を教える松田、教わるハチミツ。ひたすら変な麺の切り方を教える、松田ワンマンショー。やりたいほうだい。今更ながら、松田はホリケンに似ている。まさかホリケンの後釜が出てくるとは思わなかったなあ。全然キャッチじゃないけど。なんかどうでも良い感想だな。だって、麺の湯切り以外にやってることが。

●「レストラン」
ズボンを穿き忘れたままファミレスに入るハチミツ、なんだかテキトーな店員の松田。注文するが、ちゃんと聞いてくれない。メニューを取りに行ったと思ったら、裏でハンバーグ食べて出てくる。最後にカレーが出てくるが、危険だと言う。短いバージョンのを「登龍門」で観たことがありましたが、ちょっと違う感じになってたような。長いからなのかしら。それだけではない気がしますが。前公演の「タクシードライバー24」に似てます。なんか。

●「ミスターミニット」
スポーツ新聞を読んでいるハチミツ。そこにやって来た謎の男、松田。自称ミスターミニット(地下鉄とかで鍵作ってるやつ)。ハチミツに鍵を作るように言うが、ハチミツはリストラされたから競馬で当てなくちゃならないと言って、松田の言うことを聞かない。なんか好きなネタです。面白い云々抜きにして、なんか好きです。何度も下座から出てくる松田が素晴らしく良い。

●「青春」
ハチミツピンネタ。ロシア人女性とイチャイチャ。ハチミツの声が少しコモりすぎていて、ところどころ聞こえない。なかなか面白そうなことを言ってそうなんで、何度も見直してみるのが良いと思います。適当か。

●「渡り鳥A vs ドナルド」ダイノジコラボ)
マクドナルドをクビになった松田ことドナルド、お笑いブームだから落語で再就職しようとする。と、そこへやって来たハチミツこと渡り鳥。ドナルドにアドバイスしたり、邪魔したり。挙句の果てに、ケチつけたり。でも、悪くはない。これはダイノジの元ネタを知ってますが(「俺道」収録)、なかなかキャラクターを理解したうえでのネタになっていたような。

●「ショートコント集」
ショートコント。バックにはミニオーケストラ。オチのたびに音楽を流す。

●「包丁人」
修行中のハチミツ。先輩の松田。ひたすらジャガイモの皮を剥き続けるハチミツ。そんなハチミツに忠告したり、ぶつくさ言ったりする松田。なんか印象薄。

●「漫才」
ボケとエクササイズ。効果は未知数。

・ネタ間映像東京ダイナマイトのストリートナンパ天国in渋谷」
芸人となら、誰でもセックスしてくれるだろうと、渋谷に繰り出す東京ダイナマイト。ナンパをするが、誰も相手にしてくれない。と、そこに偶然通りかかったのは、とある有名人。有名人にチョッカイを出す二人。

・特典映像
「新宿Fu-:漫才『知りビアの泉』」
「Zepp Tokyo:漫才『面接』」
横浜にぎわい座:漫才『面接』」
「会館:漫才『オレオレ詐欺』」
「名古屋CLUB QUATTRO:歌唱『東京DYNAMITE』」

・総評
音質悪いなあ……まあ、それは別に良いんだけど。ポニーキャニオンは、もうちょっとシッカリしてくんないと。ハチミツ氏の声は少しコモり気味なんだから、ちゃんと良い音質を提供してくれないと。それは良いとして。前回よりも画質は良くなっているので安心。でも、ネタカバー相手との対談が無くなっているのは残念。ダイノジとの対談は聞きたかったなあ。肝心のネタは、何度も噛み締められそうな、味のあるネタばかり。なんだかんだで、おもろかったです。次は漫才ばっかりの単独が収録されるのかなあ。それはそれで楽しみなわけで。「肉まん」完全版が見たいわけで(「肉まん」に関しては、「ユナイテッド…」参照)。どきどき。