菅家アーカイブ

過去のブログで書いてきたお笑いDVDレビューをまとめました。

磁石で確変

磁石「カクヘン」 [DVD]

磁石「カクヘン」 [DVD]

 

ややネタばれ。そんなには支障無し。 

 

●「セッキョウ」
もういい年の二人。そろそろ結婚したい。子供は女の子より男の子がほしい。女の子だと変な虫がつくかどうか心配してしまう。「も~、すごいイナゴついてる~」。でも男の子だとグレたりするから、説教が上手く出来ないと。遅く帰ってきた息子にビシッと言う。「こんな時間まで何をしていたんだ!」「なんだよ親父」「親父じゃない、一時だ」。

●「ホームステイ」
最近は日本人の十人に一人が外国人。出来れば一度はホームステイをやってみたい。永沢、ホームステイに。ホームステイ先に自分の名前を名乗らない永沢。案内される前に勝手にドアを開ける永沢。あっちこっちの部屋を風呂と勘違いする永沢。日本語の分からない娘さんに日本語で罵倒する永沢。

●「ウィークエンドⅠ」
ロケ。週末は自然に帰るクチの二人。山梨県某所で、ルアーフィッシング。

●「トコヤ」
お笑いをやってもモテないから、転職を考えている永沢。床屋になりたい。床屋をやってみる。客として入る佐々木、入ってきた途端に髪を切ろうとする永沢。「福山雅治みたいにしてください」「小雪ぃ」。漫画が読みたいという客にドラゴンボールを渡す永沢。漫画が無いので、佐々木書店へ。

●「ヨウチエン」
コント。幼稚園の保父さん、佐々木。今日から一週間、教育実習の永沢先生が来る予定。しかし、そこに現れたのはビジュアル系バンドみたいな格好をしたシド(自称)。声が小さすぎて聞き取れない。号泣する園児たち。シド先生、園児たちとしりとりする永沢先生。「い……犬の屍」

●「ウィークエンドⅡ」
ロケ。週末は自然に帰るクチの二人。インストラクターの渡辺さんとルアーフィッシング。

●「コウカンリュウガクセイ」
学校には色んな生徒がいる。先生と交換留学生。先生に相談したい交換留学生、良い言い方をすると盗撮をしている先生。歌を歌いたいからカスになりたいという交換留学生。「消しゴムの?」。もう友達なんか出来ないという交換留学生に、怒りのローキックをかます先生。「そこはビンタだろ~」

●「ニューファーザー」
そろそろ家族を持ちたい永沢。でも結婚相手が子持ちだったら新しい父親として大変だから、シミュレーションすることに。「分かった。じゃあ俺が子供をやるから、お前が新しいお父さんをやってよ」「……初めて父さんって呼んでくれたな」「早いぃ~」。息子を呼ぶ新しい父。無視する息子。透明人間になったと勘違いする父。

●「ウィークエンドⅢ」
ロケ。週末は自然に帰るクチの二人。テントを建てる。

●「グッバイ、トム」
学生時代、悲しかったのは親友のアメリカ人、トムが転校しちゃったこと。それをやってみる。明日、アメリカに帰る。実は学校で縮められているトム。トイレで水をかけられたりして、縮められているトム。ただ、心残りはクラスメートのヨシコさん。「じゃあ告発すれば?」と言う永沢。

●「スイマン」
結婚をするときに大変なのは、相手の親父さんに挨拶に行くこと。学歴を気にするような父親なら、アメリカのオケツぷりぷり大学だと言っておけばなんとかなると言う永沢。

●「アウトドアクッキング」
ロケ。週末は自然に帰るクチの二人。外で料理する二人。

・映像特典
●「酔漫」
永沢を酔わせて、漫才をやる。「スイマン」のネタを。

●「秋田巡礼 詠み手:永沢たかし
秋田を旅しながら、淡々と秋田を語る永沢。毒づき。

●「呉・90・くれ!-広島県呉市勝手にキャンペーンソング-歌:佐々木優介
呉市の歌を歌う佐々木。

・感想
面白いよねえ……普通に漫才だけのコンビというだけじゃなくて、なんというか、売れる要素をしっかり秘めたコンビなんだなあ、ということを感じさせられました。良い感じにチョコチョコ地方色が入るのが良いね。決して都会的クールなコンビにはならないコンビなんだなあ、とか思いました。値段の割に面白いぞ。みんな買え。