一月某日。午後六時を回ったばかりの夕暮れ時、仕事を終えて家へと帰ってきた僕は、いつものように郵便受けの中を確認していた。パソコンや携帯電話が普及している近年、友人知人から葉書や手紙が送られてくることなど、皆無に等しい。この日も、郵便受けに…
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