菅家アーカイブ

過去のブログで書いてきたお笑いDVDレビューをまとめました。

『驚愕UMAの謎を解け!東京ダイナマイト IN メキシコ』

驚愕UMAの謎を解け!東京ダイナマイト IN メキシコ [DVD]驚愕UMAの謎を解け!東京ダイナマイト IN メキシコ [DVD]
(2008/03/21)
東京ダイナマイト松田大輔

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世界一モテるデブことハチミツ二郎と岐阜のホリケンこと松田大輔によるお笑いコンビ、東京ダイナマイト。今作は2008年3月に彼らがこっそりとリリースしたドキュメンタリー作品である。

あまりにこっそりリリースされたためなのか、Wikipediaにも掲載されていない。ファン的には無かったことにしたい作品なのだろうか。この作品がリリースされた頃の彼らは、まだよしもとではなくオフィス北野所属。このおよそ五ヶ月後に、ハチミツが同事務所を退社、その後しばらくして松田も退社している。つまり、彼らがオフィス北野に所属していた頃にリリースした最後の作品が、今作ということだ。へぇ。

内容は至ってシンプル。東京ダイナマイトの二人がメキシコに出向き、UMAである「フライングヒューマノイド」(空飛ぶ人)について調査するというもの。どうしてメキシコなのか、何故にUMAなのか、その理由は特に語られていない。単にハチミツがプロレスで有名なメキシコに行きたかっただけなのかもしれないし、同時期にハローバイバイ関の都市伝説本が話題になっていたからなのかもしれない。

言葉が通じないからとテキトーな下ネタでボケる東京ダイナマイト、いちいちハイテンションなナレーション(「松田は、鼻炎だった!」て知らないよ!)、生真面目にUMAについて説明する「フライングヒューマノイド」関係者の人たち。それらの描写は、面白いといえば面白いけれど、特に観なくちゃならないような内容でもなかったように思う。彼らとしては恐らく、昔ながらの胡散臭いドキュメンタリーを再現したかったんだろう。確かに再現は出来ていた。そういった描写が好きな人なら、そこそこツボにハマるかもしれない。

特典映像には、プロレスラーの専用マスクショップではしゃぐ二人の姿が。こっちが本編の方が良かったんじゃないかと思う。本編と打って変わって、二人とも生き生きしてるよ!


・本編(69分)

・特典映像(10分)

東京ダイナマイト本場メキシコの料理を食らう」

東京ダイナマイト本場メキシコのマスクショップへ行く!」