菅家アーカイブ

過去のブログで書いてきたお笑いDVDレビューをまとめました。

あのオンバトをもう一度〜ラーメンズ

爆笑オンエアバトル ラーメンズベスト [DVD]

爆笑オンエアバトル ラーメンズベスト [DVD]

●本編(全編コント)
99/03/28「現代片桐概論」(512kb) 
99/10/03「読書対決 その一」(481kb)
99/06/20「ブラザー」(420kb)
00/03/12「なわとび」(433kb) ※第2回CP・予選
00/08/06「観覧車」(サマーSP)
99/05/02「にっぽん語」(481kb)
00/09/17「ひよどり兄弟」(377kb) ※オフエア
99/12/12「読書対決 その二」(461kb)
99/09/05「日替わりラーメンズ」(481kb)
●特典:オンエアされなかった未放送ネタ
99/11/14「ゲーム」(289kb) ※オフエア

今でこそ、そのコントのハイクオリティなところが評価されているラーメンズ。しかし、この頃のコントはどっちかというと発想重視。展開させるコントではなく、とにかく斬新な設定のコントが多かったように思います。本の内容で戦う「読書対決」や、新生命体カタギリについて説明する「現代片桐概論」などは、その斬新な設定を裏付けるコントではないでしょうか。その一方で、徹底的に下ネタを取り上げた「ブラザー」や、外国人に思いっきり喧嘩を売っているような「にっぽん語」(このコントは後に別形態に進化)の様な、若さゆえの過激さを感じさせるコントなども披露されております。深夜という時間帯をフルに利用した彼らの存在自体が、まさに初期のオンエアバトルを代表していると言っても過言ではなかったように思います。この時代のラーメンズを見ると、その当時の匂いが感じられます。今のオンエアバトルには無い、アンダーグラウンドの匂い。それが今のオンエアバトルに無いことを思うと、少しばかり切なくなってしまう今日この頃でも、あります。